コンビニ経営ってぶっちゃけ儲かるの?年間利益2000万円は誰でも可能!

皆さん、こんにちは、虹 社長です。

今回は皆さんが身近にあるコンビニの経営はぶっちゃけ儲かるのかを解説していきます。

コンビニの経営は、経営者でなくても儲かっているのか気になりますよね。ネットではいろいろと、「儲かる」「儲からない」「ブラック」だとかいろいろ騒がれていますが実際どうなのか。

この点について、実際にファミリーマートの経営を行った経験のある私が詳しく解説していきます。

コンビニ経営は儲かるの?

コンビニ経営って儲かるのか気になりますよね。経営方法や出店場所にもよりますが、私の主観で言いますと、

かなり儲かります!

っというのも、どれくらいで儲かっているかと言う判断は、人それぞれ異なりますので、私の判断基準で説明します。

経営で儲かる判断基準

初期資金は何カ月で回収できるのか。

●年間で初期資金の何倍の額を稼げるのか。(年間利回り)

この2つが儲かるかの判断基準です。
この点を踏まえて、コンビニ経営の利益はどれくらいなのか。

コンビニの経営の利益

●初期資金250万円(内生活費100万円)

●年間利益2000万円(経営方法により変動)

●初期資金の回収期間1.5カ月

●年間利回り8倍

この点を踏まえると、年間で自己資金を8倍にできる可能性があるのがコンビニ経営で、かなり儲かると言えます。

一般的な投資では、年間利回り5%で凄いと言われます。しかしコンビニ経営の場合は800%です。
このように考えますと、かなり儲かりますよね。

しかし問題点もあります。

それは店舗数が増えると、管理が大変になることです。
仮に10店舗経営で年間利益が2億円とします。
この場合、追加で1店舗増やしたとして、資金が2億円あるとした場合、年間利回り10%とかなり低くなります。

初期の経営にはコンビニ経営はかなり向いていますが、ある程度大きくなると資金効率が悪くなります。
コンビニ経営を行う場合は、自己資金が少ない方のみお勧めします。

でわ、コンビニ経営が儲かることは分かったと思いますが、どのように経営するのかを詳しく説明していきます。

コンビニ経営の実態

では、コンビニ経営はどのように行うのでしょうか。

コンビニ経営は皆さんが思っている通り、接客が主な仕事です。しかし経営者であるため仕事はそれだけではありません。実際にどのような仕事があるのかをまとめてみました。

コンビニ経営者の仕事

コンビニの仕事(バイト可)

●レジ打ち

●接客

●仕入れ

●搬入(品出し)

●フライヤー(簡単な調理)

経営者の仕事(店長クラスの仕事)

●シフトの調節

●経費計算

●会計処理(税金含む)

●給料の支払い

経営者はバイトができる仕事の他に、コンビニを経営していく上で必要な事務作業も業務として出てきます。
ここが一般的なアルバイトと異なる点です。

しかし、どんな業種の経営でも避けられないのが事務作業です。
これらの業務は専門の税理士を雇うことでも可能ですが、会社の規模が小さいときは個人で行いましょう。会社の規模が小さい段階で外注してしまうと、経費が高くつき経営難になってしまいます。

また、会計処理に関しては、年間2万円ほどしますが、会計ソフトも有りますのでそれを活用してみてください。
と言うのも確定申告の際、通常は55万円控除ですが、e-tax(会計ソフト)で行うと、控除額が65万円となるため、業務が楽になる上に、税金の控除額が増えますので是非行ってください。

年間利益2000万円は確実!

コンビニ経営で年間利益が2000万円が確実に稼げると聞くと、少し怪しく感じますよね。
しかし驚くことに、最低利益2000万円を保証されているんです!

簡単に説明しますと、仮に年間の利益が500万円とします。
この場合、2000万円に満たなかった残りの1500万円は本部から支給されるのです!

ここがコンビニ経営で私がオススメするポイントで、しっかりと経営していれば、赤字のリスクが全くなく経営することができるのです。

ではなぜ、本部は最低利益を2000万円も保証できるのか気になりますよね。

この答えは簡単で、コンビニの本部は何十年も積み重ねてきた経営ノウハウやデータを基に、しっかりと利益を出せる立地にしかコンビニを配置しないからなんです。

その結果、どの地域でも安定して収益が見込め、誰が経営しても年間利益が2000万円を超えるようになっているのです。

本部からの保証が凄い!

年間利益が2000万円を保証されている以外にも、コンビニ経営の凄いところは他にもあるのです。

それは、地域や店舗の規模によらず賃料(土地代)は全て本部が負担してくれ、さらには、水道高熱費の90%を負担してくれるのです。
要するに、店舗運営する上で必要な維持費を本部が負担しますので、経費がかなり抑えられるのです。

さらには、開店から3カ月間は廃棄ロスに対する費用も80%本部が負担し、4カ月目~12カ月目は50%、それ以降は10%~25%も負担してくれるのです。

ですので、初めの方に経営法が分からなく、廃棄が多くなっても本部が負担してくれるので、オーナーさんの負担がかなり軽減されるのです。
本部からの保証はまだあるのです。

店舗支援金として、毎月10万円の給付、24時間営業の店舗には追加で毎月12万円の給付、他にも地域によって金額が異なりますが、経営助成金として、毎月6~10万円の給付が受けられます。
つまり、コンビニ経営しているだけで、月額28万~32万円(年間336万~384万円)も給付されるのです。

これほど保証が凄い経営は他にありません。

本部からの支援に関して簡単にまとめましたので、こちらで再確認してみてください

本部からの支援

●年間利益2000万円を保証

●賃料を全額負担。

●水道光熱費の90%を負担

●廃棄ロスを負担。(開店~3カ月目:80%、4~12か月目50%、1年目以降10~25%)

●店舗支援金:月額28万円~32万円(年間336万~384万円)

コンビニ経営がブラックって本当?

ここまでコンビニ経営の良い点を解説してみましたが、コンビニ経営に関してどのように思いましたか。

実際にネット上でコンビニ経営はブラックと言われていますが、実際のところはどうでしょう。
もちろん、良い点と悪い点があるのは事実です。
では、コンビニ経営のブラックと言われるポイントについて説明していきます。

コンビニ経営のデメリット

コンビニ経営のデメリットは「人件費」「利益率の低さ」です。

人件費がかなり高い

コンビニ経営は人件費が経費のほとんどで、時給1000円としますと
深夜・早朝は給料25%アップですので、1250円です。
常時2人体制で店舗運営すると仮定すると、1日の人件費は

6時~22時(16時間):1000円×16時間×2人=32000円
22時~翌6時(8時間):1250円×8時間×2人=20000円
合計
1日:52000円、月間;156万円、年間:1898万円

単純計算、年間で約1900万円も人件費がかかるのです。
この点がブラックと言われる所以です。

しかし考えてみて下さい。
早朝・深夜はお客様がほとんどいません。基本的なコンビニは深夜・早朝は1人でやり繰りしています。ですので、人件費は安くなります。さらに、深夜早朝にオーナーさんが入ることで経費を削減できます。
この深夜・早朝の時間帯に書類作業を行うことも可能なんです。

コンビニはお客さんが来店時に音楽が流れます。この音楽が流れた時に、接客をし、お客さんがいないときは事務所に居ると良いんです。
このように上手に時間のやり繰りを行うと、しっかりと利益を確保できるのです。

さらに、早朝・深夜以外にも、オーナーさんが追加でシフトに入れば入るほど、経費を押さえられます。この経費を抑えられることを理由にオーナーさんの労働時間がかなり多くなることがブラックと言われるもう一つの理由でもあります

利益率は15%!?

コンビニ経営のみならず、スーパーをはじめとする物販の場合はそうですが、原価率が60%~70%です。つまり利益率が30~40%なんです!

ブラックで有名な飲食店でも、原価率は20%程度(利益率80%)なんです。

しかもフランチャイズ契約上、本部へ利益に応じたロイヤリティーを支払う必要があり、これが利益の60%程度です。そのため実際の利益率は15%なんです。

つまり、100円のおにぎり1個売れたとしても、15円にしかならないのです。

この利益から従業員への給料などの経費を捻出する必要がありますので、かなりブラックに思いますよね💦
しかしコンビニの1日の売り上げはご存じですか?

おおよそ、どの地域のコンビニでも50万円程度あるんです!
少し驚きますよね。

ここから15%と考えますと。1日7.5万円の利益なんです。
一年間で考えますと、利益は2737万円です

このように考えると、利益率が15%でもしっかりと儲けられると分かると思います。

コンビニ経営が向いている人と向いていない人

では、コンビニ経営が向いている人はどのような人なのか。

簡単に言いますと、長時間労働ができる体力のある方。そしてしっかりと事務作業ができる方です。

長時間労働と言うのは1日15時間と言うような労働ではなく、1日8時間労働を毎日行えるかと言うことです。休日も必要ですが、自身が休めば休む分、経費が高くなりますので、この点をしっかりと理解する必要があります。

もちろん、楽して稼ぎたいという理由でコンビニ経営することもアリですが、コンビニ1店舗当たりの利益は少なくなってきます。そして、従業員に負担をかけてしまうと、従業員がどんどん辞めてしまいますので、この部分はしっかりと自己責任で経営してください。

まとめ

コンビニ経営は、低資金で簡単に始められる経営の1つです。しかも年間利回りが極めて高くオススメの経営ですが、一歩間違えるとブラックになる可能性も秘めている経営でもあります。

私個人の意見ですと、コンビニ経営はかなり儲かるのでお勧めです。しかし、経営するのであれば、しっかりと準備を怠らず、計画を持って経営に臨んでください。

ここまでのご視聴ありがとうございました。
何か質問や疑問点がございましたら、気軽にコメントしてください。お答えできる範囲でお答え致します。

この記事を書いた人 Wrote this article

nizi-blog

nizi-blog 経営者 / 男性

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